尊敬する人として職場にいる「話が分かりやすくて分からない事は一緒に勉強してくれる人」を挙げている人がいました。
尊敬される人とは現在の立場・状態に関係なく心が惹きつけられる人だと思います。
従ってこの方の行為には心を惹きつける要素が含まれているはずです。
言い換えると「話が分かりやすい=上の立場」にも関わらず「分からない事を一緒に勉強してくれる=下の立場の人に視線を合わせてくれる」ともいえる。
普通なら相反している事をこの方はやっていてそこに対して人々を惹きつけるのだと思います。
話が分かりやすいのは先日もお話した階層(=樹形図)の上流に居てより俯瞰的に物事を見ている人だと思われます。
階層構造の職場で自分の立ち位置が階層のある位置にあってその更に上位には役職が高かったり歴が長い人がいる。そのようなベテランは多くの経験やより広い範囲を管理する立場にいる事からより俯瞰的に物事を観れる。
普通なら階層の上部に行くに従い多くの事を網羅的に管理するため,一つ一つの事に対しては時間を掛けなくなるのが普通ですが,この人のすごいところは階層下部の人の分からない事に対して一緒に勉強するところです。
いつまで経っても常にどん欲に学び続けて違う立場の人に目線を併せて対等に接する。
真面目に頑張る人が嫌いな人は居ないし,自分に目線を合わせてくれる事誰だって嬉しい事です。
忙しいはずなのに階層の下の人と視線を合わせて物事に取り組める人が身近にいたら自分も尊敬していると思う。
そんな人になりたいなと思いました。