大学院生日記

常に自分探しの旅

会話から見える人の魅力

旅行編の後半戦に入る前に少し休憩です。

就活面接も中盤戦になってきており,研究室の後輩も終えた人が出始めてきてます。

そこで面接にも少し繋がりそうなコミュニケーションの部分について少し話します。

面接では個人の事を聞かれ,深く掘り下げられます。

面接は特別なものだと感じがちですが(自分も感じていた)就活面接で面接官が知りたいところは普段の会話と何ら違いはありません。

最近,自分が様々な人と話していて感じた事があります。

話した後に満足感だったり良い印象を抱く人は深い話が出来たなと思った人だなと。

深い会話とはその人独自の考え方が分かる会話です。

起こった事実に対してその人の感じた事,意見などが付け加わる事で他にないその人の性格,クセや人柄が強く現れる世の中にonly oneの会話になります。

クセや人柄はその人の生きてきた人生全ての影響を色濃く受けて形成されます。

このような話は聞いていて簡単には飽きません。

もちろん聞いていて強烈に印象に残るような事実が無いわけでもありませんが大抵の場合は同じ組織に居る人同士,同じような経験を積むためそこまで斬新な話にはならないでしょう。

でも自然と自分を隠して会話をする人がいます。

それは自分に自信がない人やめんどくさい事に巻き込まれたくないと考えている人に多いと思います。

自分を隠す会話や嫌われる事を避けた会話にはその人独自のクセや人柄が出てきません。

そうすると当たり障りのない事実しか話さなかったり自己開示をしない方向になっていきます。

その結果,同じ時間を過ごして会話をしても残るものは結局どんな人か分からなかったなという感想だったり薄っぺらい会話だったなという印象などになります。

どんな人でも自分の周りの人は全く別の人生で同じ年数生きているわけでよっぽどだらしない生き方をしていない以上,その人の考え方が魅力的でないわけがありません。

このような事から面接に臨む姿勢を考えると自分を偽る事が良くない事が分かります。

欠点は視方を変えると長所にもなります。

大事なのは偽る事や隠す事ではなく,視方を変えて伝える事。

短所を受け入れた人を魅力的に感じるのは話の節々にクセや人柄が存分に表れているからだと思う。