大学院生日記

常に自分探しの旅

物は大切にすると味が出る

革靴を磨くと味が出るという言葉を聞いたことがあります。

これまで革靴を頻繁に使う事もなかったし,磨いたこともなかったのでよくわからなかったのですが初任給にイギリス製皮の財布を買いました。

そしてメンテナンス剤のようなものを購入して3週に一度のペースで手入れをして磨いたりもしているのですが革の内部にペースト状のメンテナンス剤が染み込んで行って馴染んだり,気持ち張りだったりふっくらした感じが出てくる気がしてます。

この定期的なメンテナンスの長年の繰り返しとその製品を丁寧に扱い続けることで使用感がありつつ張りや艶の残る味のある状態になっていくことも納得だなと思うように最近なってきました。

新品はお金さえあればすぐ買えますが味は長年の使用と手入れがないと出てきません。

ちなみに味のある(良い歳の取り方をしてるって思える)大人っていますよね??

自分はそんな大人になりたいと思ったりしますがきっとそのような大人は自分の事を大事にしながらも努力や苦労をずっと繰り返し経験されてきた方なのだろうなと思います。