大学院生日記

常に自分探しの旅

イタリア:ローマ

今回はアドリア海周辺の国を中心に旅行を計画しましたが一番初めの旅行先はイタリアのローマでした。

約25時間のフライトを終え,朝6:30にローマの空港に着きました。

これまで下りた事は無かったものの中継地点でローマのフィウミチーノ空港に降りた事があり,毎回思う事としてイタリア人の税務官は日本人に優しい。

ローマの入国審査所(パスポートにハンコを押してもらう場所)で審査官はとても眠そうな感じでだらっとした雰囲気でハンコを押しているのが印象的ですが私の番になった際には凄い嬉しそうに「デビルマン」という漫画知っているか?と聞いてくれ,最後にはありがとうとまで言っていただき,気分良く入国審査を抜ける事が出来ました。

以前ローマを中継した際の入国審査所では japan is No.1! と言っていただき,ローマ人は日本人にはフレンドリーなんだなと感じます。

さて街の中心までは電車いきます。

            

街では地下鉄が通っていて切符を購入して乗ります。

ローマの通勤ラッシュ時なので電車は満員なのですがほとんどマスクしている人は居ません。

街並み

ローマの街は古代ローマの遺跡を残す事を第一にしている雰囲気があり,何千年も前からある建築物がきれいに残っている一方で街は色々ヨーロッパを回っている人からすると少し物足りなさを感じるものでした。

また街のにおいも少し気になるところではありました。

においはおしっこに近い匂いなのですが南部のナポリではもっとひどいらしく北部に移るほど匂わなくなっていきました。

バチカン市国サン・ピエトロ寺院

ホテルから歩いているとバチカン市国のサンピエトロ寺院が見えてきました。

さすが4世紀から16世紀まで1200年もかけて作られただけあってどの柱も細かな装飾が施されていて,写真をよく見ると一つ一つ柱の上に石像があってそれぞれが何かしらの意味を持っているのだろうなといった感じでした。

このあと旅行中,何度も思ったのですが国ごとの違いがどうして生まれたのか,それぞれの建築物の意味,絵画の意味についてもっと深く知りたいので日本に帰ったら世界史を勉強しようと決心しました。

夜になると人も少なく,ライトアップされていておすすめです。

イタリアはマドリードとは異なり,海に囲まれている事もあり,いたるところで噴水や湧き水があります。

みんな飲み水としてペットボトルに詰めています。

夜のサンピエトロ寺院

 

バチカン市国とは言っても境界が無くいつの間にかバチカン入っていたのかといった感じでした。

バチカン市国の街並み

バチカン市国だと思って街を見直してみるとローマと比べて少し建物がきれいになっているような気もする、、、



コロッセオ

ローマ遺跡

 

ローマの街を歩いているといきなり開けて堂々とコロッセオやローマの古代遺跡などが見えてきます。

この辺りは物の押し売りなども多く,ちゃんと断っていく事が大事です。

さぁ晩御飯です。

ホテルの受付の方のおすすめのレストランに行きました。

結構いいお店だと思うのでお店の外観を載せます。

イタリアは物価が高めで25€でレストランで食べれるのはかなりお得感がありました。

そしておなか一杯に食べれましたがパスタをチーズとコショウのパスタかトマトとベーコンの中でトマトソースの方を選んでしまい,チーズとコショウだけのパスタはローマの料理みたいで試してみたかったという気持ちがあります。

お店の外観

右上: イタリアで食事を頼むと必ず出てくるフランスパン
中下: ひよこ豆をトマトベースの味付けで煮たローマの前菜
左上: タパス

トマトとベーコンのパスタ

砂糖のついたクッキーをワインに浸して食べるローマのデザート

堂々とそびえたつ歴史建築物,遺跡,レストランのガタイの良く,入れ墨がたくさん入っているおじさんを見るにローマはかつてローマ帝国を作った中心地である誇りや力強さを感じられる街でした。