大学院生日記

常に自分探しの旅

持続的な成果には次々波を起こすべし

経営の本を読んでいて2000年頃成功した日本の大企業が経営に苦しんでる事を知った。

それは日本人の安定志向などが深く関わっている。

アメリカなどでは日本とは比較にならないほどのベンチャー企業があり,活気があります。

ベンチャー企業にはチャレンジ精神という言葉が似合う事は理解していただけると思いますが大企業にはなかなかチャレンジによって新規事業の開拓が出来ないというのが企業の経営を苦しめている。

過去には成長事業として世界シェアNo.1になった事業も時代変化とともに需要が低下し,改革が求められる。

しかし,過去の成功にとらわれて守りに入った状態で成功するかわからない新規事業の探索がなかなかできずにいる。

日本の企業は主軸の事業を効率化して縮小する市場に対応しました。

でも次第にそれも行き詰まる。

何を伝えたいかというと企業の経営は波に乗っている時は儲けが出て,波が過ぎるとそこには何もないという事。

次から次へと波を発生させる仕組みが必要なのである。

そこでコア事業の効率化と新規事業の探索を同時に行うという経営手法が生まれた。

私が研究室でゼミ長をやっていて研究も進んでいたころには何も危機感を感じておらず守りに入っていたがそれが修論の様々な人への迷惑や労力と費用をかけた割合に結果が伴わなかった原因の一つだと考えている。

実はその時にはもう次の研究成果に繋がるような芽の探索を一生懸命するべきだったのだと気付いた。

このように会社も人間も世の中の現象は全て全て波のように絶えず流動する生ものだと言える。