大学院生日記

常に自分探しの旅

研究室を通して感じる「採用活動の重要性」

就活を通して、企業はめちゃ採用活動に時間とお金使うじゃんって思っていました。最終面接では30分の面接時間のために宿泊費と交通費で4万円も負担してくれました。一次面接にも関わらず社員3人が自分一人に1時間費やしたこともありました。どうしてこんなにも費用をかけるのかと疑問に思っていましたが研究室の様子を見ているとその理由がわかる気がしました。

元々私が所属する研究室は忙しいことが有名でくじ引きで負けた人が入る人が多くいました。

そして去年、学部4年生はなかなか研究をやらず私も先生も研究に学部生を引き戻す事にエネルギーを使い、その割には何も得られなかったという印象でした。

一方で昨年は研究室への勧誘を頑張り、成績上位層を入れる事に成功しました。そして今その人たちは研究に対して前向きに取り組んでくれています。

去年の様々な工夫をしても研究に後ろ向きの人を変える事が出来ず、今年は手間をかけずとも主体的に研究に取り組んでいる様子を見ると入ってくる段階で大方入社後の働きなどは予測できるのも知れないと思った。だとすると入ってくる人を厳選する企業の気持ちもわかると思いました。

研究室に入った当時に先生が「研究室は社会の縮図だ」と言っていたが修士2回生になった今、なるほどと納得をしています。もちろん採用に関してだけではなく様々な面で。