大学院生日記

常に自分探しの旅

あまりむげには出来ない受験

『好奇心』が無い人に遭ってお話していたことがあります。

異性の方でしたが会話が苦手という事を本人が言っておりました。

相手の事を知りたくてもなかなか自分を表現できなかったり人に嫌われたくない事から見知りをしてしまう人は良くいるのでそのような人なのかなと初めは思って話していました。

ですが話していくうちに『好奇心』が無い人で多分相手にも興味が無いのだろうという事を感じるようになりました。

話していくと無趣味で特に頑張って自己研鑽しているわけでもなく家でずっとテレビを見ているそうです。

話題を振ってくれるわけでもないし,趣味の話をしようと思っても特に趣味もないし好きな料理の話をしても特にという返事が返ってくるので特に話が盛り上がることもなく終わります。

そしてこのような状態でよくこれまでお付き合いできたなと感じて,元カレとはどんなお話をしていたのかを聞いてみると「今週はこんなことがあって」っていう世間話(=事実)しかお話してこなかったみたいです。

そして最後には素養が無い方なのだなと残念に思ってしまい,価値観がずいぶん違うなと思いました。

その人はこれからもきっと自分の知見を広げる活動はせず,派遣の仕事をやりながらテレビばかり見る生活をして成長もとてもゆっくりなのだろうなと思いました。

にしても『好奇心』を知る機会が無ければ好奇心を持つこともできないわけでそのような機会に恵まれなかったらどうしようもないので高校くらいまでで好奇心を身につけられる機会はどこだろうと考えました。

そしたら『受験』これは一つ大きなきっかけだと思います。

私は『受験』を通して知識だけでなく学びの楽しさを知り,出来るようになる楽しさを知り,論理思考の重要性を知り,計画立てる重要性を知りました。

受験はほとんどの人が通過するイベントである。

受験とどれだけ真摯に向き合い,戦い,自分の弱点や苦手科目と向き合う事がどれだけのちに重要なのか受験生は知らない。

受験とはただ知識を詰め込ませて国民の基礎知識を身につけさせるようような薄っぺらいイベントではない。