大学院生日記

常に自分探しの旅

マルチタスクは必須能力

部活,勉強,音楽,研究,恋愛などこれまで常に一つの事に熱中してきました。

そしてどれかに熱中してもう片方を疎かにする事もたくさんありました。

それでも周りから評価いただいたり,なんだかんだこれまでやって来れました。

このように多くても2つの事しか同時並行にしか出来なかった自分ですが社会に出てからは今のままではダメだと考えるようになりました。

きっかけはM1の春です。

PC係としてのPCの勉強とPC環境の維持,ゼミ長としての研究室の実情把握と先生との話し合い,週に3~4回ある発表,後輩の指導,学会の準備を行いながら本業としての研究を行う状況でした。

このような4~5個のタスクを同時にこなす状況の中,自分は本業の研究を放置して日々頑張り続けているつもりでした。

もちろんその時期は毎朝8時に研究室に行き,22時くらいまで残っていた気がします。

しかし,その時々にはPC係やゼミ長,発表などのサブの仕事があったとしても長期的に見ると本業の研究だけが一本の線として続いていてそれはいついかなる時も途切れさせてはいけない。

それが「本業」の持つ意味だと思う。

そしてPC係やゼミ長は教授からの信頼の結果,任せられた仕事なので信頼されると本業と関係のない仕事が増える事は普通である。

会社に入って出世していく中で上司や周りからの信頼は必ず必要で出世を望むなら本業以外の仕事も行わないといけない状況が出来る事は容易に想像できる。

そんな中で自分の本業に軸を置きつつサブの仕事も正確で本業への影響が最小限になるようにこなしていく能力が必要だと思う。

自分のM1の失敗は自分の優先順位を付ける事が苦手なところ,要領の悪さが原因だと思ってる。

これらの原因はあまり考えずに物事を始めてしまう自分の性格が影響していて取り掛かる前に少しだけ考える必要があると思っています。

物事を始める前に何が大事かを考え(=優先順位の明確化),そしてどのように進めるかの戦略(=要領の改善)を考える工程を大事にする必要があると思う。