大学院生日記

常に自分探しの旅

学会優秀論文賞

覚えていらっしゃる方もいるかもしれませんが昨年の11月は研究に苦戦していてそんな中で学会に参加していました。

再生医療関連の研究をしていたのですが今は全く関係ないことをしているのでここ数年は生体関連の事とは無縁だと思ってました。

大学の担当教員に関してはもう会う事は無いと思っていました。

ですが先日教授から突然連絡が来まして,昨年のその学会から連絡が来て昨年提出した論文が学会優秀論文に選ばれたとの連絡がありました。

自分の中では完全に過去のものになっていたので久々に大学院時代の事を思い出して懐かしさを感じていました。

授賞式が今年度の学会初日にあるという事なので関西まで片道2万円近くかけていきますが,これはお金では買えない経験なのでぜひ参加できればと先生には返事しました。

なかなか門戸の狭い賞でもありますし,欲しかったり全力でその賞を狙いに来ていた人がいる中で私が選出される事は自分の努力はあるものの世の中に役立つ革新的独創的な研究をやっており,何度も添削を行ってくださる面倒見の良い先生がいる研究室に所属していたという運にも恵まれていたなと思いました。

お金が無くて問題がたくさん起こる研究室でしたが良い先生がいて,後輩がいて感謝です。

色々後半は大変だった記憶がありますが今会社で20歳以上年上の方と混じって自分の意見を言えたりしているのはその時の苦労や学びが活きている証拠でもあると思うので振り返ると私の人生において重要な時期だったのだなと思います。