先日東京現代美術館の「あ、共感とはじゃなくて」という展示会に行きました。
そこでは5人の協力者によってなかなか共感できない映像や気持ち,考え方に気付かせてくれ,我々が日常的に共感できる型に物事を当てはめていて共感が大事だと無意識に認識している事を気づかせようという展示会です。
そして共感できないビデオはこんなに退屈なんだ,色々なことを考える変わった人がいるな,街の中で生きていけない人もいるんだななどと気付かされました。
帰り道,街中のキラキラした街灯の中を歩いていてあまりの華やかさの中で実は闇を持って部屋に引きこもっている人も色々いる事なんて考える事はこれまでなかったのですが実は意外とたくさんそのような人もいるのかもしれないと思うようになりました。
このように表向きは日常でなんの変哲もない毎日ですがそんな街中に出れない人もいれば街に出ることに興味が無い人もいる。
朝から晩まで部屋の中で苦しんでいる人もいるだろうし,表には出てこない裏社会もあるはずだ。
そんなことを考えさせられる展示会だった。