大学院生日記

常に自分探しの旅

イタリア:ボローニャ

続いてボローニャです。

これもまたTRENITALIAを使いました。

イタリアの電車が多く止まる中心駅では多くの線路がありますが一つの電光掲示板にまとまっており,線路も並んでいるので一目で分かってかなり分かりやすいと思いました。

ボローニャは美食の街と言われていて名前の通りボロネーゼ発祥の地です。

イタリアは日本でも食べられるいろんな料理の発祥地になっていて地名になっていたりするので地域毎の名物を食べていくのも一つの楽しみです。

その一方でヨーロッパ最古の大学であるボローニャ大学がある事でも有名です。

その大学を一目見てみたいと思っていました。

街を観てみると歩道がアーチ状の柱に囲まれていて雨が降っても濡れないようになっています。

どうしてでしょう,調べてみるとポルティコと呼ぶそうです。

やっぱりボローニャの街並みは、ポルティコと呼ばれる屋根付きの歩行者通路にとても特徴がある事で有名だそう。

歩道に天井がかかったボローニャの特徴的な街並み

他の街みたいに派手な歴史的建築物は少ない印象ですが街のどこ歩いていても写真を撮っても絵になる。

ボローニャはそんな街。

公園から視た駅周辺の広場

実は調べて分かったのですがサンペオトローニ教会はヨーロッパの境界では6番目に大きくイタリアでは4番目に大きいそう。

イタリアでは一番はバチカン市国のサンピエトロ,二番目がミラノにあり,三番目がフィレンツェ大聖堂という,実はヨーロッパでもっとも大きな6つの教会の中ですでに3つを観てしまっていたという。

実に贅沢な旅行である。

サンペオトローニ教会

肝心なボローニャ大学はただただ観て回っているだけで写真を撮り忘れました。💦

でも日本みたいに明瞭な門や仕切りがある訳ではなく,街に溶け込むように大学が存在していて若者が多くなったなという印象くらいでした。

さぁ,ホテルへ。

ホテルはボローニャから電車で15分,その後,徒歩30分ほどのところにありました。

どうしてこんなところにホテルを取ってしまったんだ。

そんな風に思ってしまったが結果的には超良い選択である事が分かりました。

そのホテルには超素晴らしいホテルマンがいたのです。

自分の人生に大きく影響を与えた人物になりそうなので、後日,独立した記事として書こうと思います。

そのホテルに荷物を置いた後,ホテルマンのおすすめのレストランに行きました。

ボロネーゼがあまりにも美味しく感動してしまったので,デザートのカンノーロまで注文しました。

ボロネーゼはひき肉のきめが細かいにも関わらず塊になっていて,麺は平べったく一本で口の中がいっぱいになるほど長い。

ボロネーゼとサラダ

イタリア伝統菓子,カンノーロ

カンノーロは焼き菓子の中にチーズ(チーズとはいってもカスタード感が強い)が入っていてリンゴをシナモンで焼いたものとピスタチオが乗っているものです。

これもやっぱりおいしい。

ボロネーゼの大会での受賞の数々

最後に店員さんに教えて貰ったのですがこの店のシェフ,ボロネーゼの大会で何度も表彰されるような人だったそう。

こんな田舎でそのような人がいる店を引き当てるなんて!