大学院生日記

常に自分探しの旅

オーディエンス視点

先日,報告用パワーポイントを作成しながら上司の方にオーディエンス視点に立って作成する事が大事という事を何度も聞かされた。

「お客様(オーディエンス)視点」

これは大事だと共感は皆さんしてくれると思います。

ですが実際にできるかは別でなかなか皆さんできないところだと思います。

私もいまだによく分からないところで勉強中です。

でもオーディエンス視点,お客さんとして踊りを見ていて結構大事だなと思う事がありました。

初めはオペラ座のような仮面をつけて踊っていてそして途中でそれを投げ捨てて続きを踊っている人がいました。

踊りを通してキーワードを感じる時に一貫性を感じ,ストーリー性を自分は無意識に求めていて踊りの中でそのキーワードとは「仮面」になっていました。

なので自分の気持ちとしては踊りの中で最後には脱ぎ捨てられた仮面をつけて終わって欲しいなと思っていました。

そうしたらお見事,最後には仮面をつけて踊ってくれて踊りは幕を閉じました。

自分がお客さんとしてこんなことをして欲しいと実際に感じ,それを踊り子がやってくれた時のもやもや感が解消した感覚はまさに踊り子さんがお客さんの気持ちを考えた上で踊りの構成を作っていて最後には手前で打った布石をきっちり回収していったなと感激するものでした。

歴20年でも出来ていない人はいますし,若手でもこれができる人は人気になっています。

オーディエンス視点で報告資料も作れば目からうろこの報告もできるのかもと思うとお客様の視点に立つことは結構大切だと思ったできごとでした。