自分は就活面接に幾度となく落とされて苦しい経験をしました。
そして自分が就職活動を通してずっと苦労していたポイントに気づきました。それは「自分が進む分野を絞らないといけない」点です。
私はこれまで人生の転換点(高校受験、大学受験)などは他人よりも悩み、苦労してきました。就活を通してその原因は人生の分かれ道において自分の専門を絞らないといけない所にある事に気づきました。
高校選びではスポーツ中心or勉強中心で今後行くかの選択を迫られました。そしてその中でも文理の選択を迫られ、大学受験ではより専門的な範囲に絞らないとダメでした。そして就職活動ではある特定の商品という所まで絞り込まないといけない選択が迫られます。
今思う事は中学から人生の目的がだんだん絞られてき、就活では人生の目的が明瞭化されるという事です。また「しっかりした人生の目的」がある事が社会に出る条件であるともいえます。
私は元々広く様々な事に対して興味があり、なるべく多くの選択肢を残す選択をしてきました。高校では文武両道の高校を選び、大学は医学と工学が学べる学部を選びました。そして就職活動を開始して業界を絞れなかった私は幅広く様々な業界を受けました。具体的には分析機器、医療機器、社会インフラ、光学機器などの業界を受けました。
しかし様々な業界を受ける中で業界ごとに自分が感じる気持ちは少し異なり、その違いが実は働いていく上で大きなモチベーションの違いとなって表れてくるのかなと思いました。
そして自分で業界の軸を決めて企業を選んだというのは社会に出た後の自分を動かす原動力となり、自分が苦しい時の支えになるのでは思うのです。
内定を頂くというのは今後の人生すべてを使ってでもやりたいと思えることを決める覚悟を決める事でその覚悟が無い間は内々定を貰えないのかなと思います。
このように幅広く企業を観れるせっかくの機会は就活だけだと思うので適当に終わらせるのではなく、様々な業界を観てほしいなと思います。