大学院生日記

常に自分探しの旅

一番欲しいものは手に入らない

これまでの人生で一番欲しいと願うものに関しては手に入らない事が多い。

大学受験では滑り止めの大学に入り,就職先も第一志望ではない。

ありがたい事に周りに告白されたことはあるが自分が好きになって告白する時は大抵上手く行かない。

中高の頃に戻ったり,一日の時間が増えてほしいと思っても実現しない。

でも一つ思うのはきっと「手に入らない」から「欲しい」と思うのだと思う。

みんなそれぞれ欲しいと願うものは潜在的に持っていてその実現が行動の根本となってる。

そして自分の一番欲しいものは手に入らないから美化されて憧れが強くなり,より強力な原動力になる。

だから「欲しい」ものは「欲しい」と強く願っても良いと思う。

ただ想うだけの辛い生活が嫌だからと無欲になったり,「なるようになる」と冷めた様子でそれを見るのは自分ではない。

今の人は自分の感情を素直に表現する事を避ける傾向にあるが,やっぱり人が一番輝くのは何か夢を追いかけている時でがむしゃらになっている時だと思う。

仮に「欲しい」ものが手に入らなかったとしてもその途中で様々な経験や気づきが得られ,それが人生を豊かにし,人間としての深みが増す。

だから自分の「欲しい」を大切にして欲しい,特に日本では自分の気持ちを慎む事を美徳としていてこれまで素直に自分の欲を表に出して来なかったと思う。

だから初めは抵抗があるかもしれないけど自分を表現できた時にはこれまでよりももっと楽しい毎日が待っているではなかろうか。

そしてどんな事も納得できるように世の中作られているとも思う。

仮に自分が望む結果にならなかったとしても後悔した事は一度もなかった。

それはその結果の先で頑張って手に入れるものはそのような途中過程を経ているから得られるものだから。

なりたいものにはなりたい,好きなものには好き,欲しいものは欲しい

どれだけ歳を経てもこれらの自分の内面を大切にしていきたい。