大学院生日記

常に自分探しの旅

人生はノックアウトステージではない

最近はW杯のノックアウトステージ(決勝リーグ)が進められており,少しのミスによって生じた失点は脱落を招くことがあり結構残酷な世界だなと思う事がありました。

W杯は長い流れではなくその瞬間瞬間にみんな目を向きがちですが実は長いこれまでの歴史があって今回のW杯の結果になっている視点を持つとより面白く観れる。

例えばドイツの初戦敗退は前々回に優勝してからの流れが続いていて優勝した事によって世代交代が行われなかったり,頂点に立ったからこそ目標を失ったり迷走したりしているから初戦敗退にしてしまったり,またクロアチアは前回準優勝だったからほとんどメンバーが変わっていなくても優勝に対するハングリーさがここまで勝ち上がらせているかもしれないし日本もパスサッカーに挑戦してだめだった歴史があるから若手に変えて前線からのプレスとドリブルなどによる鋭い切込みで競合に勝ち上がる事が出来ていると思う。

このように長い歴史があって今回の結果があると思っている。

W杯は一見きらきらした舞台のように見えてそんな舞台に立てるなんていいなと思う事もありますが実は何十年もの歴史がこの結果を生んでいて4年に一度それが表に出てくるターニングポイントがあるだけで結構色々な苦労があるなと。

人生にもターニングポイントはあって皆さんの体感としては3~4年に一度やってくるのではないでしょうか。

そしてそのターニングポイントでの活躍がその後3~4年間の行動指針を決める。

そう考えると人生は各国代表の長い歴史と同じようなものであり,人生におけるターニングポイントはW杯のようなものである。

そして人生のターニングポイントにおいてドイツのように早い段階で優勝する事が果たして良い事なのかも分からない。

その一方で優勝すると連続優勝や最多回数優勝などその先の新たな目標が出てくる。

そしてその新たな目標を達成する事は世の中に記録を残し,一歩先の新たな目標になり,世の中を少し進める事にも繋がる。

出来るならば自分は新たな目標を作っていく人でありたい。