大学院生日記

常に自分探しの旅

ホテルマン

ボローニャの田舎にあるホテルのホテルマンについて少し。
夜ホテルに着くとフロントにギャーギャーと怒鳴るような話し方をするお客さんをゆったりとした話し方で場を落ち着かせる受付の方がいました。
最後にはお客さんも納得して部屋に戻って行きました。

自分のチェックインの番が来て話すとすごい穏やかな口調で,話す英語も穏やか風になまっていて話していてこちらまで穏やかになる感じでした。
部屋に入ると部屋の設備はボロく,お客さん層があまりよろしくないのか自分の隣の部屋の人が廊下にも響くような爆音で音楽を流していた。

テルマンにこれでは寝れないと伝えたところ、
「そのお客さんの顔はよく知ってる、月〜日までずっとあんな感じだよ。
その人は隣町で仕事しているから寝る時間も早い、晩御飯から帰ってきた頃には静かになっていると思う。」
と落ち着いた口調で言っていてそうなんだと穏やかな気持ちになりました。

夕食から戻り,フロントを通ると待って!

とオフィスからそのホテルマンの人に声をかけていただきました。

そこから分化の違い,イタリアについて,大学で勉強していた事についてなどしばらく雑談をして色々話して女ごころ分からねーなって打ち解けて最後にはインスタとfacebookを交換しました。

30歳だそうです。

そして案の条,部屋に戻ると隣人は静かになっていた。
部屋では色々考えさせられました。

あそこまで安心感があって顔まで優しい人いるんだな。
どうしてあんなに穏やか、落ち着いている、包容力があるんだろう。
どうしていう事まで的確なんだろう。

どうして彼女いないんだろう。

ホテルの口コミを見てみるとホテルマンの高評価が絶えなかった。