大学院生日記

常に自分探しの旅

凝り固まるって怖い

先日会社で新テーマの立ち上げに関してベテランと私の2人で話し合っていてずっとぐるぐるお互いの認識が合わずに納得できずに意見を言い合っていました。

相手は上の方に言われた事を自分なりに理解したものを主張しており,自分は研究時代で学んだことを根拠に自分の意見を主張してました。

上司は上の識者から言われてそれなりに納得感があったみたいで意見を曲げず,自分も研究で学んだ知識が正しいと思っていたのでお互いが譲らずに話が進まない状況が生じてました。

ここでお互いに歩み寄って相手の意見を理解しようとする姿勢が足りなかったのだと振り返ると思います。

結局カップルの喧嘩などその他の多くの問題というのは相手への歩み寄りや視野の狭さが原因だと思っています。

そしてお互い正しいことを言っているが根本の認識が違う状態になっていました。

聞いていくとそもそも研究と企業には違う側面があるという認識が抜けていました。

研究は科学的に正しいことを目指すのに対して企業の営業の部分では完全性よりも効果的な提案を優先する事がある。

その背景も知らずただ自分の知っている少ない知識経験の中からそれが正しいと見知らぬうちに思い込んでいた、凝り固まるって怖いなと思いました。

新人でまだ会社の事,世の中の事を何も知らないのでまずは対等ではなく相手の考えの筋を理解することを第一に考え,その上で納得いかない点に関して自分の意見を主張するスタンスで行こうと思っています。