5か月間行ったことをパワポにまとめるパワポ作成にかなり苦労した。
苦労というのは部長のいう型を理解し,それに沿った資料作成を行う事である。
そしてその型とは自分の感じたこと,学びに焦点を当ててそれに沿うような資料を作って欲しいという事である。
しかし,資料を通したメッセージを決めるのも,そのメッセージに沿うエピソードを振り返ってもなかなか思いつかない。
こんだけ技術資料はたくさん作って来たし,椅子に座って勉強をやって来たのに一見ごく当たり前ともいわれそうな「自分の感じた事」及びそのエピソードが思い浮かばない。
それだけこれまで自分の気持ちを抑えて誰でも思いつきそうな無難な非難もないが賞賛もない量産型の報告及び思考をこれまで繰り返したんだと思う。
本当は感想文も報告も面接も自分の気持ちがベースにあって,それを技術資料,パワポ,言葉に載せて表現するものであるはずで楽しいものであるはずなのにいやだなと思ってしまうのは自分の感情が載せられていないのだと思う。
まぎれもなく集団の中で問題なく過ごすことが良いとされてきた義務教育の弊害だと思う。
義務教育を抜けた人たちは改めて自分の気持ちを大切にして失われた気持ち感情を表現する感性を取り戻して色鮮やかな毎日を過ごして欲しい。