大学院生日記

常に自分探しの旅

センスについて

みんなが日常何気なく使う「センス」という言葉に関して最近少し考えることがありまして,意外にも深い意味を持つのではないかと思ったところを今回の記事としました。

みんな日常的に「君センスあるね」だったり「センスないね」との言葉をあまり意識せずに聞いたり話したりすると思います。

私はこの言葉にに対して「君(考え方の)センスあるね」との意味を必ずと言っていいほど含んでいると薄々感じていました。

これまで様々な人と関わる中でルールを順守し,言われたことを忠実に実行している人にはセンスを感じなかったですし,びっくりするような型や常識に収まらない考察を展開する人にはセンスを感じました。

そしてそのようなセンスを感じさせる人は例外なく強烈な魅力や人を引き付けるものがあります。

そこで気になってセンスの意味を辞書で調べました。

センス・・・ある特定のものに対し、その細部に至るまで「違いを感じ取る」ことができ、それを上手く表現・使いこなすことができる人のことを指します。

センスの正体は些細な違いを感じる事や理解した上で使いこなす,つまり本質を理解した上で柔軟に対応できるところにありそうです。

柔軟な対応や本質の理解というのはただコピーしているだけでは絶対に身につかないと思っております。

色々な試行錯誤と失敗の繰り返し,思考の繰り返しで身に付くものだと考えております。

世の中にブランド服などのコピー品が安く売られています。

ですがそのコピー品には何も深みを感じません。

コピー品はなぜそのデザインが良いのかを理解して作られていないですしこだわりもありません。

一方で有名ブランド品にはシンプルな服だったとしても意匠性や細かな工夫を感じる事が出来ます。

センスにはそれだけの付加価値があって見た目が同じものでもみんなを引き付けるものがあります。

思考もかなり重要で日々の業務をこなしながらセンスを育てていく必要があると思いました。